柑橘類の害虫種ゴマダラカミキリの防除につながる性フェロモン成分の同定に関する論文がアクセプトになりました。研究開始から4半世紀、性フェロモンの構造推定から数えても10数年。長きにわたる苦戦の末、新規化学構造を有するフェロモン成分が無事合成に成功し、その活性の確認が成し遂げられたうえで、ようやく「同定」が完了したという報告文です。