京都大学の生態情報開発学分野の矢野修一博士と、資源昆虫学研究室の小西麻結さん(2022.3月卒業)との共同研究ですすめてきた、ハダニ防除に貢献するアリ由来忌避物質の存在を証明した論文がExperimental and Applied Acarologyにアクセプトされ、公開されました。化学農薬によるハダニ防除剤とは一線を画し、薬剤抵抗性の発達を阻止しうる画期的な手法開発につながる研究です。京都大学では、プレスリリースを進めています。
Shuichi Yano, Mayu Konishi, Toshiharu Akino(2022)“Avoidance of ant chemical traces by spider mites and its interpretation”. Experimental and Applied Acarology